二宮和也の自動車事故は本人に過失があるという。

二宮和也

ジャニーズ事務所は世間体を気にして、さっそく「お相手の方には誠意を持って対応します。本人には厳重注意をしました。連帯責任として嵐のメンバー全員の年内の運転禁止を言い渡しました」とコメントした。

ジャニーズタレントの自動車事故というと、昨日挙げたチョコチョコしたものよりも、1人大物のアレを蒸し返さねばなるまい。稲垣吾郎のアレのことだ。

2001年8月24日、女性警官が駐車違反中の稲垣吾郎に免許証の提示を求めたところ、稲垣吾郎は大慌てで車を急発進させ逃亡しようとして女性巡査と車体が接触。全治5日間の怪我を負わせた廉で、稲垣吾郎駐車違反および公務執行妨害の現行犯で逮捕された。

メディアはこの事件で、腫れ物にでも触るように「稲垣メンバー」と呼び、そんな雰囲気に対して梨元勝が番組を降板するというハプニング。

さらに『週刊文春』は、稲垣吾郎が急発進させ逃げようとしたのは、このときの逮捕を薬物犯罪と勘違いしたためであり、薬物使用の事実を事務所ぐるみで隠ぺいしようとしたなど、2週に渡って掲載した。

これに対し、ジャニーズ事務所側では「事実無根の中傷記事」として、文藝春秋などを相手取り1億1000万円の損害賠償と謝罪広告を求める訴訟を起こした。

釈放後の記者会見でも「なぜ逃げたか」の質問が稲垣吾郎に向けられたが、「事件のときの気持ちはいろいろな状況において、人に囲まれてパニックを(起こ)していた……」と答えるのみで、『週刊文春』が報じた薬物疑惑を打ち消すほどの説得力はなかった。

このあと稲垣吾郎はすべての芸能活動から外された。5ヶ月の謹慎生活である。そのさなかに出たのが『週刊現代』の記事。留置場で稲垣と2人だけで過ごしたI氏なる人物が、そのときの会話を記録、『週刊現代』の記者に渡したものである。

そこには薬物使用に関する内容も含まれていた。記事によると、I氏が「薬物の誘惑はあるか」と聞いたところ、稲垣吾郎は「誘惑はそこらじゅうにあるが、やってしまうと仕事にならなくなる」「誘われても断る」と答えたという。

利害関係のまったくない第三者が、稲垣吾郎は薬物には一切手を出さないマジメな青年なんだと証言したわけだ。これで薬物疑惑はほぼ完全に否定されたように思われた。

ところが、このあとに大きなどんでん返しが待っていた。

その会話は捏造だったというのだ。

では、実際にはどんな会話が交わされたのか。

注目すべき会話の中身は、コチラで。