芸能事件録

芸能事件を振り返ります

カテゴリ: 政治

月刊紙の爆弾8月号
月刊『紙の爆弾』8月号
7月7日発売!
月刊『紙の爆弾』8月号
7月7日発売!
A5判/98頁
定価500円(本体476円+税)


さっそく目次をご紹介しよう。

玉置浩二(安全地帯)“熱愛騒動”問題発言が浮き彫りにした
芸能界「二人の大物」の“消えない確執”

2010参議院選挙
マスコミの当落予想はどこまで正確なのか
世論調査の裏を暴露する

バカ丸出しのサッカーW杯報道で
スポーツマスコミはついに人々に見限られた

脱「政治とカネ」を掲げる枝野幹事長の下
突如噴出した民主党議員の「政治資金規制法違反」疑惑を追う!

シリーズ「陰謀の血脈」
日本支配を完成させた特権一族相関図 第十四回「岩崎家2」

武富士出身者、旧アルゼ顧問弁護士らが跳梁跋扈
「債務整理業」に横たわる「非弁行為」の不法を告発!

偽装反日集団か? 官製カルト団体か?
「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の正体を探る

「リンリンハウス放火事件」法廷で明かされた
「覚せい剤密売」「被告に便宜」「暴力団に拳銃調達依頼」
広島県警“問題刑事”のトンデモ行状

最高裁も「一票の格差=有権者差別」を黙認
またも繰り返される参議院選挙のインチキ猿芝居を嗤う

「1円パチンコ」「5円スロット」普及が進むパチンコ「低貸玉営業」
順調の理由と影に潜む不安要素

鹿砦社被弾圧5周年に想う
「弁証法」は死語となったのか?

【連載】
ワイドショーを読む
マッド・アマノ「風刺画報」
裏金告発した元愛媛県警巡査部長 退職後も続く闘争
キラメキ★東京漂流記
本誌発「デジタル紙の爆弾」今月のスクープ!
T-1二見のマット界断罪日記
死刑囚・清水大志 獄中からの手紙
月刊 高須新聞 まけへんで!!
今月の西宮冷蔵
絵の爆弾 増山麗奈

「脱『政治とカネ』を掲げる枝野幹事長の下
突如噴出した民主党議員の『政治資金規制法違反』疑惑を追う!」は、
読んでおいて頂きたい好記事だ。

一部のマスコミには、民主党徹底擁護の論調がある。
いわゆる左翼・リベラルのスタンスで
食っている文化人にはこれが多い。

政権交代していいこともあったじゃないか
自民党がずっと政権を取ってきたのだから
初めは誰でも間違いがある。長い目で見ろ。
前に戻っても良いのか
辛抱しよう、という論調だ。

民主党に何があっても批判しようとせず、
民主党批判はすべて「守旧派」の謀略だとする。

「日刊ゲンダイ」などは、
数年前は小沢一郎叩きの新聞だったはずなのに
現在は小沢一郎を偉大な政治家に
してしまう自己矛盾を恥じず、
辻褄の合う説明もなくその先頭を走っている。

ちなみに、同紙は鳩山時代の
内閣支持率低下について
有権者をはっきりと「愚民」と言い切っている。
そこまでいうか? という感じだ。

民主党がそんなに立派なのか。
もっと是々非々で報じたらいいじゃないか、と思う。
後の判断は有権者が行う。

同誌が民主党(議員)を叩く記事を発表したことは
その意味で画期的なことだと思う。

メディアなら、古い饅頭も毒饅頭も
どちらも是々非々で叩いて欲しいものである。
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『紙の爆弾』5月号(エスエル出版会)が発売された。


月刊『紙の爆弾』5月号
4月7日発売!

A5判/98頁
定価500円(本体476円+税)


まずは目次をご紹介しよう。

久間章生元防衛相が仕掛け人
2014冬季五輪「ソチ利権」に群がった黒い紳士たち

『アバター』アカデミー賞敗北の真相
ジェームス・キャメロンを徹底攻撃するアメリカ国内「ヒロシマアレルギー」

AKB48&EXILE
「なんで売れたかわからない」大ヒットグループの謎を解く

情報詳細クリック

もういちど触れたい 元大リーガー・桑田真澄の借金の中身
全文公開!!
テキサス国税庁ビルにセスナ機でカミカゼ特攻した男が
アメリカ国民に残した遺言状

シリーズ「陰謀の血脈」 第十一回
ー日本支配を完成させた特権一族相関図「小沢家2」

「情報商材」「パチンコ攻略法」「競馬的中法」……
“ビジネス気取り”で被害を拡大2010年「悪徳商法」事情

水面下で暗躍を始める税金差し押さえ「民間執行代理会社」
そのエグい手口&構造を検証する!

円谷プロダクションを子会社化したパチンコ販売大手「フィールズ」の狙い

『障害者自立支援法』廃止で福祉の本質は見えてくるのか?

〈連載〉
芸能裁判を読む……みおなおみ
マッド・アマノ「風刺画報」
裏金告発した元愛媛県警巡査部長 退職後も続く闘争
キラメキ★東京漂流記
本誌発「デジタル紙の爆弾」
死刑囚・清水大志 獄中からの手紙
T-1二見のマット界断罪日記
まけへんで!! 今月の西宮冷蔵
月刊 高須新聞
絵の爆弾 増山麗奈

AKB48も、EXILEも、小沢一郎も、プロレス(T-1)も、桑田真澄もすべてその最新情報や隠された事実などが一冊で読めるのが『紙の爆弾』の魅力である。

何かと毀誉褒貶のかまびすしい小沢一郎について、その一族を書いた「シリーズ『陰謀の血脈』」はいつもながら読み応えがある。政治家の閨閥は、その人のアイデンティティを知るのに大変参考になる。

民主党政権になって、公約を実現したり、自民党時代の旧弊を改善したりといったことが少しずつではあるが出てきはじめている。

ただ、一方で「政治とカネの問題」のような、むしろ今の自民党以上の古い体質や、鳩山首相の「安請け合い&朝令暮改癖」など、様々な問題もある。意見が分かれる政策もある。

与党である以上、それらについて批判や異論・反論を受けるのは当然である。

ところが、たとえば「日刊ゲンダイ」はそこを批判するマスコミや、そこに失望する有権者に対して、愚衆呼ばわりまで行っている。

「日刊ゲンダイ」は、他のマスコミを自民党など旧弊なもののカタを持っていると批判するが、少なくとも「他のマスコミ」は有権者を愚衆呼ばわりするようなことはしていない。

意見の違いはあって当然ではないか。自分と異なる意見は愚衆なのか。

マスコミは、有権者を愚衆呼ばわりするためにあるわけではない。
いささか、思い上がりが過ぎるのではないか。
その点でも、「日刊ゲンダイ」に反省すべき点はある。

いずれにしても、古い左翼的なセクト主義ではなく、もっと是々非々でフェアな報道であってもいいのではないだろうか。
あっちか、こっちか、というオール・オア・ナッシングに基づいた報道はもう結構である。
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小沢問題で揺れる国会だが、2004年1月27日には、民主党の「古賀潤一郎議員学歴詐称問題」が起こっている。

第43回衆議院議員総選挙において、福岡2区で前自民党幹事長で現職副総裁の山崎拓を破って衆議院議員に当選したものの、「ペパーダイン大学卒業」という学歴が偽りとの疑惑が浮上。これは公職選挙法違反である。

当初は「弁護士を通じて卒業証書を受け取ったが、紛失し、弁護士の名前も忘れた」などと弁明をしたが、そもそも在学経験の有無ではなく、「卒業」したかどうかが問題になっているのだから、これ自体ピントの呆けたものだった。さらに古賀の言い訳は二転三転し、多くの有権者の信頼を損ねた。

結局、大学側が「古賀は卒業していない」と発表。民主党も除籍になった。

古賀は、「歳費はいらない(から許して)」なる「けじめ」を主張したが、それが公職選挙法違反(寄付行為の禁止)であることぐらいは、例の田中真紀子議員の外相時代のトラブルですでに一般の有権者ですら知っている。古賀議員は、そんなことすら知らなかった認識不足がはしなくもばれてしまった。

すると古賀は、「不足単位は国会閉会中に取る」などとコメント。

しかし、議員の仕事は開会中の委員会や本会議の出席だけではない。むしろそれはほんの一部で、日常的な院外の活動こそがその議員の根本的な存在意義といってもいい。

朝から晩まで動いても時間も体も足りないから、公設秘書まで認められている議員職にとどまりながら、外国の大学にどうやって通うのか。ばかばかしい釈明は傷口を広げた形になった。

各番組でも、古賀批判が繰り広げられた。

しかし、である。もとはといえば、前副総裁落選を達成するためなら対抗馬はなんでもいいのだといわんばかりに、そんないい加減な候補者をきちんと分析せず、イケメンなどと褒めちぎって美化してきたマスコミの責任はどうなるのだろう。

古賀に同情はできないが、正義感や原則論をぶつエンタメマスコミのマッチポンプぶりにも、きちんとした批判は必要だったのではないだろうか。

各紙各局の報道の中で、「我が意を得たり」と思われたコメントがあったので、それを引用させていただこう。

長くて出来の悪いコントを見せられた気分だ。
結局辞職しないといういつものオチになった。
「辞めないことで責任を取る」という言い分が
どれだけ政治不信を深めたか。
「給料はいらない、単位はとらせてくれ」で、
議員が本当に務まるのですかと聞きたい。
一方、テレビでは連日、国会中継そっちのけで
(この話題を)放送していた。
自衛隊のイラク派遣が進むこの状況でも、電波
メディアにとって大切なのはスキャンダルなの
でしょう。
(1月28日付『東京スポーツ』で政治風刺戯作者・松崎菊也)


学歴詐称は公選法違反容疑で告発され、2004年9月24日に議員は辞職願を提出。福岡地検は起訴猶予処分とした。それ以外にもスポーツ選手としての経歴にも疑惑が持たれ、政治資金規正法の疑いももたれた。

その後、古賀は頭を丸めた写真が週刊誌に載ったこともあったが、現在はマスコミを一切シャットアウトして暮らしている。

★参考文献
『平成の芸能裁判大全』(鹿砦社)
http://www.webginza.com/magazine/cm/taizen.html
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ビートたけし小沢一郎を斬っている。「東京スポーツ」(2009年9月15日付)から。
 民主党は圧勝したけど誰もたいして期待してないよ。近所のラーメン屋がどっち(自民民主)もまずいけど「新しくできた方に行くか」って感じ。
 幹事長が小沢一郎(67)ってのが面白くないヤツは多いだろうね。それにしても民主はかつて社会党にいた横路孝弘(68)もいるうえに社民党と組んだり、よくそんなことできるなと思うよ。
 小沢をうまく押さえないと国民も怒るよ。だって民主党がこれまでワーワ一文旬言ってきたことは、かつて自民党小沢がやってきたこと。田中角栄のそのまんまやって、後で自民党を裏切ってさ。
 もし小沢が143人いる民主の新人議員と一緒に新党を作ったらどうなるんだ? 法案によっ自民についたり民主についたりしたら、小沢の言いなりで国会が回る。「オレに文句言ったら、民主を壊すぞ」なんて言ってるんじゃないの。

マスコミでは「政権交代」ばかりをクローズアップしてきたが、小沢一郎という人が、自民党の中枢にいた人間であることはきちんと見ておくべきである。
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 これは記憶に新しいだろう。東京地裁(土肥章大裁判長)は2003年9月8日、『週刊文春』の記事で名誉を傷つけられたとして、山崎拓・自民党幹事長が発行元の文芸春秋に5000万円の損害賠償と謝罪広告を求めた訴訟で、山崎幹事長(当時)の請求を棄却した。

 土肥裁判長は、「原告は自民党幹事長を務めており、記事は公共の利害に関する事項である」「女性が深夜に山崎幹事長の議員宿舎を訪れていることや、女性の住民票の住所が統一協会の施設にあった事実が認められる」と指摘した。

 この件で、文春は山タフを反訴。身動きが取れなくなったタフは同年12月8日、同社との間で「誰に対しても、記事の真実性を争うような言動を一切しないこと」「記事の関係者の名誉と人格を尊重する態度をとること」という確認をとられた上で、反訴を取り下げてもらった。すなわち、タフのだめ押し付き全面敗訴である。

 ところで、今週号の『フライデー』によると、タフの愛人だった山田かな子は、実はシダックスの野村監督と二股交際だったという。当時、タフにヤキモチをやかせようと、そのことを山田がほのめかすと、タフはこう答えたという。

「そんな怪物みたいな男、すごいんだろうなあ。3人でやってみたいなあ」
(2004年9月4日付「日刊ゲンダイ」)

 タフが、「自分は国会議員でなかったら絶対AV俳優になっている」とうそぶく“公約”だけは信憑性がありそうだ。浪人タフ。いっそのこと、永田町はあきらめて、本当にソッチに行ったらどうだろう。
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