ビートたけしといえば、「東京スポーツ」客員編集長の肩書きも持つ。そのたけしが同紙(2月16日付)で、開幕したバンクーバー五輪と、話題を提供した国母和宏に言及した。
ビートたけし 国母和宏 芸能事件回想録
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まずは冬季五輪の競技種目から。
結局冬季五輪って、ムリヤリ種目を増やして客を呼びたいだけだろ?モーグルで「タイムが本当に速いのならアルペンにに出ればいいだけの話。そのアルペンだって、ムリヤリ種目を増やしてきた。昔はなかったSG(スーパー大回転=滑降と大回転の中間、1988年カルガリー五輪で採用)とか。
 実際、なくたっていいような種目もあるから。ショートトラックなんて昔、後楽園のスケート場で悪いヤツが滑ってたのと変わんないよ。あとスケルトンなんていう頭から落っこちていくヤツなんか、まるで死刑囚みたいだもの(笑い)。
たけしいわく、「スノボのアンちゃん」という国母和宏についてもこう斬りつける。
「服装が悪い」って問題になったけど、あれはボイコットするべきだっての。文句言われ一て「じゃあオレは出ない」って帰っちゃえばカツコ良かったのに。それでスノボのブランドでも立ち上げれば儲かるぜ(笑い)。試合に出て負けたちカッコ悪いけど、出なぎゃ勝てなくてもカッコ良かった。惜しいことしたよな。大体ピアスどかケツを出すようにズボンをはくなんてのは、ロスかどっかの黒人のファッションで「ワルで貪芝」って意味なんだよ。ゆるいズボンはお兄ちゃんのお下がりで、ベルトをしてないのは刑務所で首をつらないようにっていう意味だぜ。「ワルだ」って自分で言ってるようなファッションなのに、急にマジメになってどうすんだよ(笑い)。
 “ワルはワル”でいいのに、怒られたらすぐ“いい子”になっちゃうってのがおかしいよな。それと鼻ピアス外すくらいなら、その前にレゲエみたいな頭を直した方がいいんじゃねえか?
ユニフォームとは良くも悪くも統一性の表現物。それを乱す「個性」は認められない。

だが、その責任問題として大会辞退だの、競技に出るなというほどの問題でもないだろう。

女子スポーツ選手については、『永久保存版 スポーツ美女OTAKARA写真館』(鹿砦社)にその魅力があますところなく描かれている。


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アイドル研究会=編著
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【CONTENTS】
Chapter1 総力特集・浅尾美和

Chapter2 フィギュアスケート 安藤美姫、浅田真央、浅田舞
Chapter3 卓球 福原愛、四元奈生美

Chapter4 レスリング
Chapter5 バレーボール 木村沙織、栗原恵
Chapter6 テニス
Chapter7 シンクロナイズドスイミング
Chapter8 特集・さようならオグシオ

「写真館」という題名だけあって、全編様々な「決定的瞬間」のカラー写真が惜しげもなく掲載されている。ユニフォームを着て競技に熱中している光景は魅力が溢れていることがわかる。新鮮な興奮を体験できることだろう。